理論

作業療法

アフォーダンス(affordance)理論【環境調節、作業療法】

作業療法士としてアフォーダンス理論をまとめてみました。 アフォーダンス(affordance)理論とは環境によって人の行動が引き出される現象のこと。 心理学者であるジェームズ・ギブソンが提唱した理論。 環境から人の行動が引き出される例として...
OTIPM

OTIPMで作業療法を実施するメリット・デメリット【良い点・悪い点・AMPS・ESI】

僕は回復期リハビリテーション病棟に勤めており、AMPSの認定評価者を持っています。 OTIPMで作業療法を実施するメリット・デメリットを解説します。 メリットとデメリットは以下の通りです。 作業に焦点を当てやすい面接、作業の観察がプロセスに...
作業療法

生活行為向上マネジメントの利点【作業療法・MTDLP・回復期リハビリテーション病棟】

生活行為向上マネジメントの基礎研修を受けて、実際に生活行為向上マネジメントを実施してみて感じた利点をまとめました。 僕は回復期リハビリテーション病棟に勤めているため、回復期リハビリテーションでの実施になります。 僕が感じた利点は以下の通りで...
CI療法

目標設定に関する意思決定【パターナリズムモデル、インフォームドコンセントモデル、シェアードディシジョンモデル】

僕は作業療法士として回復期リハビリテーション病棟に勤めているため、リハビリテーションの目標を決定してクライエント作業ができるようにすることが重要です。 目標設定をする上で理解しておく必要がある「意思決定のモデル」についてまとめました。 目標...
CI療法

リハビリテーションを実施する上での目標設定の理論【目標設定理論・自己決定理論・作業療法】

回復期リハビリテーション病棟で勤めている経験をもとに目標設定の理論についてまとめました。 言語聴覚療法・作業療法・理学療法を実施する上で、クライエントの目標を設定することは、クライエントのパフォーマンスを高める上で必須です。 理論は「目標設...
OBP2.0

OBP2.0の概要【第2回愛知県作業療法実践研修会、6月15日】

2019年6月15日、16日に開催された第2回愛知県作業療法実践研修会に参加しました。 15日は寺岡睦先生の「OBP2.0とは〜理論から実践に〜」というテーマでOBP2.0について講義を受けました。 OBP2.0についてアプトプットを兼ねて...
カナダモデル

作業に基づいた実践:不可欠な要素【作業療法・OBP】

作業に基づいた実践(Occupation-Based Practice)を行うために必要な要素が「続・作業の視点 第8章」に書かれています。重要だと思う要素を抜き出しまとめました。 作業に基づいた実践に必要な要素は5つです 「作業的挑戦」 ...
作業療法

作業療法実践する上での理論の範囲【超メタ理論、メタ理論、大理論、中範囲理論、実践理論】

理論の範囲は「超メタ理論、メタ理論、大理論、中範囲理論、実践理論」で分かれています。それぞれの特徴と例についてまとめました。 作業療法を実施する上で理論を使うことは必要です。 理論を使うメリットとしては以下の通りです。 作業療法士自身の思考...
作業療法

トップダウン(top-down)、ボトムアップ(bottom-up)アプローチ【作業療法評価】

トップダウン(top-down)、ボトムアップ(bottom-up)アプローチの違いについて解説します。 トップダウンアプローチの特徴は以下の通りです。 問題に関連する可能性があるところから評価・介入をする ボトムアップ アプローチの特徴は...
作業療法

作業的公正と作業的不公正【作業療法】

作業的公正と作業的不公正について解説します。 作業的公正とは 「自分がしたい、する必要がある、することが期待される作業を行うことができる。」など人々が作業を自分で調節し、行いたいことが行える状態。 作業的不公正とは 「性別、障害、年齢、人種...