カナダモデル

人間作業の性質・意味の変化【作業科学・作業療法】

作業は誰が、何を、いつ、どこで、どのように、なぜ行うかによって意味が変わってきます。このような視点はエレン・ポラタイコ(Helen Polataiko)が提案しています。 同じ作業名でもクライエントと作業療法士が考える作業の意味は異なる可能...
作業療法

作業的存在(occupational being)としての人間【作業科学・作業療法】

作業療法士として、人を見る視点との一つに作業的存在があります。作業科学から発展してきた考えです。 作業的存在とは 「作業をすることによって自分自身がどのような存在かが決まるということ。どんな生涯を送るのか、どの集団に属するのかも決まってくる...
未分類

買い物困難者を支える移動スーパー【作業療法士の視点で】

5月20日放送のBACKSTAGEという番組をたまたま見ました。内容は買い物困難者を支える移動スーパーの話です。オーナーさんは商品を売るだけでなく、お客様とのつながりを大事にしていました。  買い物困難者の現状と作業療法士としての思ったこと...
カナダモデル

COPMの実施方法【作業療法・面接】

COPMの実践方法について解説します。 この評価の目的は クライエントとの作業療法目標・問題点共有ができる評価 実施手順は「重要な作業の探索→優先順位の決定→これから取り組む作業の遂行度・満足度の評価→遂行度・満足度の再評価」です。 再評価...
作業療法

作業遂行の捉えた方【人ー環境ー作業モデル、PーEーO model】

作業遂行を捉えるモデルの一つとして人ー環境ー作業モデルの紹介をします。 人ー環境ー作業の相互作用によって作業遂行が結果として現れます。 作業療法を実施する上でのポイントは 人ー環境ー作業のどこにアプローチをすれば良いのかわかりやすくなる 人...
作業療法

ハインリッヒの法則【ヒヤリハット・インシデント・アクシデント・医療事故】

作業療法士として回復期病棟で勤務していると、ヒヤリハット・インシデント・アクシデントに遭遇することがあります。これらはヒューマンエラー、人のミスによって生じてしまいます。  産業災害防止論として広まっている「ハインリッヒの法則」を解説します...
OTIPM

クライエントの作業遂行文脈を理解するための10の側面【OTIPM・作業遂行】

OTIPM(作業療法介入プロセスモデル)のクライエントの作業遂行文脈を理解するための10の側面について解説します。 OTIPMが掲げているのは 「真のトップダウンアプローチ」 「クライエント中心」 「作業に根ざした実践」 上記の3つを実施す...
カナダモデル

作業遂行と結びつきのカナダモデル【作業療法・理論・CMOP-E】

COPMでは作業をセルフケア・レジャー・生産活動に分ける必要があります。そのために理解が必要なカナダモデルについて解説をします。 作業遂行と結びつきのカナダモデル(CMOP-E:Canadian Model of Occupational ...
OTIPM

OTIPM作業療法介入プロセスモデル【理論・クライエント中心】

スウェーデンウメオ大学 地域医療とリハビリテーション学科作業療法専攻 教授アン・G・フィッシャー(Anne・G・Fisher)がまとめた作業療法介入プロセスモデル。「クライエント中心client-centered」「真のトップダウンアプロー...
カナダモデル

作業を可能化する10の技能【カナダモデル・作業療法】

カナダモデルでは作業を可能化する10の技能が提案されています。 この技能はクライエントの作業を可能化するために必要な技能になるため、臨床で意識して行えると良いです。 ポイントとしては クライエントと訓練時間で関わっていない部分での作業療法士...