回復期リハビリテーション病棟の作業療法士の1日【働き方・やりがい・特徴】

作業療法
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現在は回復期リハビリテーション病棟に勤めています。

そこで回復期の作業療法士の1日の働き方についてまとめました。

あくまでも、僕が勤めている病院の一例となるため、他の病院さんがこの通りとは限りません。

特徴としては以下の通りです。

  • 訓練は一人当たり1時間(3単位)※1単位20分
  • 1日あたり6~7人の訓練をする
  • 訓練は自分の担当患者様と他スタッフの担当患者様に実施する
  • 対象疾患が脳血管疾患、運動器疾患、廃用症候群の3種類
  • 担当数は4〜6人
  • 空いた5分10分でカルテ記録や多職種とすぐに終わる話し合いをする
  • 365日毎日リハビリテーションを提供するため、出勤日・休日はシフト制

個人的な回復期でのやりがいは以下の通りです。

  • 退院後訪問や外来診察で患者様がやりたい生活が行えていると報告していただいた時
  • 多職種との連携がうまく行え、患者様の行動変容が起きた時
  • 入院中に希望する日常生活動作動作が行えるようになった時
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タイムスケジュール 一例

8時頃 出勤する

8時過ぎ その日に訓練する患者様の予定確認

     カルテを確認

8時半 朝礼

8時30分〜40分 患者様に訓練の時間を伝えに行く

9時 訓練一人目

10時 訓練二人目

11時 訓練三人目

12時 昼休憩 お昼ご飯とカルテの記録を済ませます

13時 訓練四人目

14時 訓練五人目

15時 家族面談

16時 訓練六人目

17時 終業時間

17時以降 カルテを記録する、計画書の作成、休み対応の作成など終わり次第退勤

当院では午後に計画書作成のためのカンファレンス、家族面談、担当者会議、病院内委員会など訓練以外の予定が入る。

回復期リハビリテーション病棟の特徴

  • 365日毎日リハビリテーションを提供
  • 一患者様辺り最大9単位のリハビリテーション提供が可能(3時間訓練ができる)
  • 作業療法、理学療法、言語聴覚療法の3つのリハビリテーションを提供
  • 対象疾患が脳血管疾患、運動器疾患、廃用症候群と決まっている
  • 急性期から生活期への橋渡しという役割
  • 患者様の入院期間が決まっている

回復期病棟はリハビリテーションを最大限実施できる病棟です。

回復期リハビリテーション病棟の作業療法

  • 生活期への橋渡しの役割があるため、患者様が日常生活動作・家事動作・職業動作など生活に関わることができるようにするように求められる
  • 日常生活動作、家事動作、職業動作の評価を実施し、訓練を行なっていく
  • 作業に根ざした評価だけでなく身体的な評価、精神的な評価も実施する
  • 患者様の生活が行えるようにするため理学療法、言語聴覚療法との連携を行い役割分担をする
  • 病棟環境、自宅環境の調節を行う
  • 病棟の生活環境を整えるため病棟スタッフとの連携が要求される
  • 自宅の生活環境を整えるためにはケアマネジャー、家族様との連携が必要

以上のように求める役割がたくさんあります。

個人的に重要だと感じるのは多職種が多く関わるため、連携を上手くとれることが必須と考えます。

回復期リハビリテーション病棟のやりがい

個人的に感じているやりがいです。

  • 退院後訪問や外来診察で、患者様がやりたい生活が行えていると報告していただいた時
  • 多職種との連携がうまく行え、患者様の行動変容が起きた時
  • 入院中に希望する日常生活動作動作が行えるようになった時

基本的に患者様は病気や怪我でできなくなっていることがあるため、それができるようになったことを共有できることにやりがいを感じます。

まとめ

そこで回復期の作業療法士の1日の働き方についてまとめました。

特徴としては以下の通りです。

  • 訓練は一人当たり1時間(3単位)※1単位20分
  • 1日あたり6~7人の訓練をする
  • 訓練は自分の担当患者様と他スタッフの担当患者様に実施する
  • 対象疾患が脳血管疾患、運動器疾患、廃用症候群の3種類
  • 担当数は4〜6人
  • 空いた5分10分でカルテ記録や多職種とすぐに終わる話し合いをする
  • 365日毎日リハビリテーションを提供するため、出勤日・休日はシフト制

個人的な回復期でのやりがいは以下の通りです。

  • 退院後訪問や外来診察で患者様がやりたい生活が行えていると報告していただいた時
  • 多職種との連携がうまく行え、患者様の行動変容が起きた時
  • 入院中に希望する日常生活動作動作が行えるようになった時

それぞれの分野、病棟、施設で働き方ややりがいを感じる部分で違いがあると思います。

回復期リハビリテーション病棟が気になっている方に参考になれば幸いです。

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