作業科学

作業療法

作業の自己永続性【作業科学・作業の持続・習慣化】

佐藤剛監訳「作業科学ー作業的存在としての人間の研究ー」の14章作業の自己永続性について重要と思われる部分を抜き出しまとめました。この章の要点としては以下の通りです。作業維持:作業と直接、間接に関連する作業に持続的に携わること作業維持には「プ...
作業療法

作業的不公正と作業機能障害の違い【作業科学・作業行動】

作業的不公正と作業機能障害の違いについて解説します。ポイントとしては以下の通りです。作業的不公正社会問題を捉えている作業科学で概念が発展作業機能障害個人の健康問題を捉えている作業行動理論・人間作業モデルで概念が発展概念を整理して社会問題を捉...
作業療法

作業科学における作業的不公正の種類【作業疎外・作業剥奪・作業周縁化・作業不均衡】

作業科学における作業的不公正について解説をします。作業科学での作業的不公正のポイントは以下の通りです。その人らしい作業をする権利があるという、作業権という社会的側面があります。作業的不公正の種類は4つです。作業疎外作業剥奪作業周縁化作業不均...
作業療法

作業的公正と作業的不公正【作業療法】

作業的公正と作業的不公正について解説します。作業的公正とは「自分がしたい、する必要がある、することが期待される作業を行うことができる。」など人々が作業を自分で調節し、行いたいことが行える状態。作業的不公正とは「性別、障害、年齢、人種などによ...
カナダモデル

人間作業の性質・意味の変化【作業科学・作業療法】

作業は誰が、何を、いつ、どこで、どのように、なぜ行うかによって意味が変わってきます。このような視点はエレン・ポラタイコ(Helen Polataiko)が提案しています。同じ作業名でもクライエントと作業療法士が考える作業の意味は異なる可能性...
作業療法

作業的存在(occupational being)としての人間【作業科学・作業療法】

作業療法士として、人を見る視点との一つに作業的存在があります。作業科学から発展してきた考えです。作業的存在とは「作業をすることによって自分自身がどのような存在かが決まるということ。どんな生涯を送るのか、どの集団に属するのかも決まってくる」こ...
作業療法

脳、心、意味【作業科学・神経細胞集団選択理論・Ruth Zemke】

「作業科学 作業的存在としての人間の研究」より「15脳、心、意味」Ruth Zemke著の重要と思われる部分を抜き出しまとめました。僕が感じ取った重要な点としては以下の通りです。作業療法士は包括的な視点でクライエントを見る必要がある心身二元...