TRP SPYER Cのブレーキパッド交換をしました【交換手順、グラベルロード、機械式ディスクブレーキ】

メンテナンス
スポンサーリンク

僕が乗っているグラベルロードには「TRP SPYER C」というブレーキキャリパーが付いてます。

機械式ディスクブレーキのパッド交換はネットで検索をすると思っていたより簡単そうでした。

このため、今回はTRP SPYER Cのブレーキパッドを交換しました。

フロントリヤ両方ともパッド交換を自分で行ったことをまとめると以下のような感じです。

  • 作業時間は調べながらやって30分くらい
  • 使用工具は「六角レンチ3、4、5mm」「ラジオペンチ」
  • ブレーキダストで手が汚れる
  • パッドクリアランスの調節は思っていたより簡単だった

想像していたより簡単に作業が行えるので工具を持っているのであれば自分で行ってみることをお勧めします。

ただ、ブレーキが効かない自転車は事故の危険が高まります。自分でブレーキを触って効かなくなってしまったら自走せず「手で押す」「車で運ぶ」などしてショップに頼りましょう。

実際に行った作業手順や交換したパッドの感想を以下に記載していきます。

スポンサーリンク

ブレーキパッドを交換しようと思った理由

今回ブレーキパッドをしようとしたと思った理由は以下の通りです。

  • ブレーキの効きがだんだんと悪くなってきた。
  • 目視でブレーキパッドが減っていた。片減りもしていた。

今回は目視で交換を決意しました。

本来だったらノギスなどでパッドの残りを調べるとパッドの無駄遣いにならないと思います。

シマノのマニュアルには新品が2.0mm、磨耗して0.5mmになったら交換を推薦しています。

多くの自転車屋さんのブログ記事でも同様に0.5mmで交換を推薦しているお店が多いです。

https://si.shimano.com/pdfs/dm/DM-BR0007-03-JPN.pdf

今回パッド交換に準備したもの・使用したもの

交換するパッド

シマノ製B01S

TRP SPYER Cに適合するパッドでTRP純正パッドよりもコントロール製がいいと評判

価格も純正のパッドより低価格(今回は前後交換するため2つ購入して1700円)

使用した工具

六角レンチ3mm、4mm、5mm

ラジオペンチ

ウエス

ブレーキパッドの交換手順

実際に行った作業工程をまとめいきます。

作業時間は調べならがで30分ほどかかりました。

工程を大きく分けると以下のような順番になります。

フロント側、リア側どちらも手順は変わりないです。

  1. 「ホイールを外す」
  2. 「古いパッドを外す」
  3. 「新しいパッドをつける」
  4. 「ホイールをつける」
  5. 「パッドクリアランスの調節」

ホイールを外す

車体をハンドルを下にして逆さにすると作業するとしやすいです。

理由としては「リヤホイールのつけ外しが楽」「ハンドルフレームが固定されて動かない」というものです。

僕はこの時スタンドを使用していて気がつかなかったです。

古いパッドを外す

  1. ワイヤーを緩める
  2. ピンを外す(このピンは再利用するので無くさないように!
  3. パッドを止めているボルトを取る
  4. パッドを抜く
  5. キャリパーをウエスで清掃する

新しいパッドをつける

  1. 新しいパッドをバネと一緒につける
  2. ボルトを止める
  3. ピンをつける
  4. ワイヤーをつける

ホイールをつけ直す

ホイールをつけ直しましょう。

まだ、車体は逆さまの方が良いです。

パッドクリアランスの調節

  1. キャリパーの位置をずらす
  2. パッドクリアランス調節ボルトを閉める
  3. ワイヤーを調節してブレーキレバーの握りしろを調節する

キャリパーの位置調節をする理由としてはGIANT ANYROAD 3はホイールがクイックリリースで固定されています。

クイックリリースは若干固定される位置がずれるためキャリパーの位置調節をしないとローターとパッドの位置が適切になりません。

ブレーキの効きを良くするためにキャリパーの位置調節をしてから、後の作業を行いましょう。

試走・完成

ブレーキが効くようになって握りしろがちょうどよくなったら試走をしましょう。

速度はゆっくりでブレーキレバーを握って止まれることを確認しましょう。

ゆっくりで止まることができたら速度を上げて止まれるかを確認しましょう。速度が上がっても止まれるようであれば完成です。

交換してみての感想

作業自体は簡単に行えました。作業経験がない僕でもネット検索をしてシマノのマニュアルをみたり、TRP SPYER Cのブレーキパッド交換のブログを見ながらでもパッド交換を行うことができました。

交換作業は簡単でパッドクリアランスの調節もしやすくかった。

このキャリパーが評価されている点の1つでもあるメンテナンス性の良さを感じることができた。

シマノ製B01Sブレーキパッドを使用してみて感じたのは以下の通りです。

  • ブレーキの効きは大きく変わらない。
  • 唐突に効く感じのある純正パッドよりは効き始めてからの効き具合の調節が行いやすい。
  • ブレーキをかけた時の引きずるような「きーーー」という音が小さくなった。

まとめ

今回は「TRP SPYER C」というブレーキキャリパーのパッド交換手順について紹介をしました。

フロントリヤ両方ともパッド交換を自分で行ったことをまとめると以下のような感じです。

  • 作業時間は調べながらやって30分くらい
  • 使用工具は「六角レンチ3、4、5mm」「ラジオペンチ」
  • ブレーキダストで手が汚れる
  • パッドクリアランスの調節は思っていたより簡単だった

想像していたより簡単に作業が行えるので工具を持っているのであれば自分で行ってみることをお勧めします。

ただ、ブレーキが効かない自転車は事故の危険が高まります。自分でブレーキを触って効かなくなってしまったら自走せず「手で押す」「車で運ぶ」などしてショップに頼りましょう。

コメント

  1. […] […]

  2. […] […]

タイトルとURLをコピーしました