作業療法を実施する上では作業科学について理解をすることが必要です。
この記事では作業科学を勉強する上でおすすめの書籍・文献を紹介していきます。
個人的なオススメとしては以下の通りです。
- 作業ってなんだろう 作業科学入門 第二版」を読む。
- 作業ってなんだろいうの質問に答える。
- 複数人で質問の答えを話し合い共有する。
- 興味がある作業科学の文献を調べる。
作業科学を理解してクライエントの作業の可能化を目指しましょう。
作業ってなんだろう 作業科学入門 第二版
作業科学入門の名の通り、わかりやすく作業に関する事象や作業科学の研究、文献の紹介が解説されています。
この本の一番の特徴としては
- 項目ごとに、読者に対して質問が設定されている
- 質問に対して答えていくことで作業の知識が身につくようになっている
- 読者が作業的存在であることを認識させる
一人で質問に答えるよりも、複数人で集まって質問の答えを話し合うことで、作業の多様性に触れることができるため視点が広がります。
作業科学 作業的存在としての人間の研究
リンク
日本の作業科学第一人者である故佐藤剛先生が監訳している。
この本の特徴としては
- 作業療法士の研究だけではなく、文化人類学・理論物理学・臨床心理士など周辺領域の研究も紹介されている。
- 作業が作業科学のみの研究で成り立っているのではなく、様々な事象や視点から解釈する必要性があることを示している。
個人的には本書に関しては理解がしづらい部分もあるので、複数人で輪読をすると理解がしやすいです。
日本作業科学協会研究会会誌
協会誌になるため会員になる必要があります。
特徴としては
- 日本の作業科学研究を知ることができる
- 日本語論文である
協会が主催する勉強会や学会に参加してみると作業科学への理解がより進むと思います。
まとめ
この記事では作業科学を勉強する上でおすすめの書籍・文献を紹介しました。
個人的なオススメとしては以下の通りです。
- 作業ってなんだろう 作業科学入門 第二版」を読む。
- 作業ってなんだろいうの質問に答える。
- 複数人で質問の答えを話し合い共有する。
- 興味がある作業科学の文献を調べる。
作業科学を理解してクライエントの作業の可能化を目指しましょう。
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